態度が悪い!なのに人気の薬剤師さん

実際に、わたしが務めていた調剤薬局の薬剤師にまつわるエピソードです。
とても体格が良く、とても態度が悪い薬剤師Fという人がいました。私たちスタッフに対してもその日の気分でテンションが違うなど社会人としてどうなんだ?とおもうところが多々あるような方でした。その態度については調剤薬局内でもとても有名でした。

わたしは、Fさんと一緒に仕事をしなければならないときには、とにかくご機嫌とりをしていました。朝から無駄に褒めたり、お菓子を差し入れしたり…本当に厄介な人だと思いながらも、ご機嫌を損ねると、一日中、無視されてしまうので仕方なく。
そんなFさんですが、スタッフだけに態度が悪いわけではありません。

患者様にも、『ねぇねぇ』と話しかけます。『これ、この問診票に書いてるの、どういう意味?』などと、こちらが、ひやひやするような口調で質問したかと思うと、相手の話を本当に高圧的な態度で聞き、聞き終わると『ふーーーん』と言ってみたり、鼻で『ふん』と笑ってみたりといった対応をなんの迷いもなくやってのけます。

あまりの態度、なのにお咎めなし!こんなことが社会人としてまかり通ることに疑問を感じ、わたしは一時期、薬局経営者のなのではないかと疑ったほどです。
患者様の中には、クレームを言われる方のいらっしゃいました。こちらからすると、当然のことと思います。なのに、クレームが入った患者様とも、しばらくすると完全にお友達のように仲良くなっているのです!

Fさんは、態度が悪いという事実はありますが、決して意地悪な薬剤師ではなく素直な薬剤師という見方もできる人間のようでした。

そのため、クレームを入れてきた患者様に対しても、素直に謝罪『ごめーん』と。そして、その時の自分の気持ちも素直に話す。結果的に、患者様も心をひらき、すぐにお友達になるといった流れでした。
また、Fさんは、注射や採血がまったく痛くないという特技も持っていました。
あの、態度が悪い薬剤師、投薬はうまいよね!と患者様の間でもいつのまにか話題になるほどでした。
人格と才能は別なのでしょうか????でも患者さんや同僚としてはいくら離島で人手不足とは言え、もっとましな薬剤師さんに来てもらいたいものです。トホホ
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